ウォーブレの記憶が無くなる前に ⑩

今回はサービス終了の時の話。

 

 

このころ村民の中で、

『サ終しろ!』みたいな声をちょくちょく見かけてた。

それを見るたび、

『まだ終わらへんやろ、いけるやろ』って俺は正直思ってた。

でも別れは突然だった。

 

 

その日はお昼からバイトだった。

楽なバイトやってたから、ちょくちょく携帯覗いたりしてて。

Twitterをちょろっと見ると、なんかタイムラインが騒がしいな。

 

Twitter開いた瞬間気付いた。

あっ、これ、やばいやつだって。

 

見たくなかったからすぐ携帯閉じて、少し心落ち着けながら、休憩入ってから改めてTwitter開いて、タイムラインを遡った。

 

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最初見た時に気付いてたけど、

信じられなかった。信じたくなかった。

大好きなゲームが終わることが理解できなかった。

 

なんかほんと、あー…みたいな。

脱力感?っていうのかな、少し違う気がする。

その日のバイトは、副店長に、俺がやってたゲームがサービス終了らしいっすよ、って笑いながら話して強がりながら、

ずっと、あー…ってなってた。

 

 

家に帰って、もっかいタイムライン見直しながら、

あー…配信つけなきゃ…。

あー…受け止めきれねぇ…。

ゆっくりゆっくり配信準備して。

 

配信つけた瞬間にめちゃくちゃ色んな思い出が込み上げてきちゃった。マイクは切った。

もうウォーブレ出来ないのかって。

 

 

しゃーねぇよ、終わるもんは終わる。

どうやって最後まで楽しむか、それが重要だから。

とか言いながら、すげぇ目うるうるしてた。

てか2、3粒でた。

 

起動したらくそでけぇ

サービス終了のお知らせ

が、クッソ効いた。けどダイレクトアタック過ぎて流石に笑った。

 

視聴者と傷を舐めあった。プリノウズの鼠蹊部も舐めたかった。

好きなものが無くなる悲しさってこんなにもでかいのか。

 

たかがゲームが無くなるだけだぞ。他にもカードゲームはあるぞ。

昔の俺ならそう言ってた。

でもウォーブレは特別なんだ。

美化とかじゃなく、特別なんだ。

もうウォーブレが出来ないことがただただ悲しかった。今も悲しい。

 

今回はここまで。

書きたいことあったらまた次回書く。

 

サービス終了の悲しさ、虚しさはしばらく慣れなかったし、

未だに他のもので埋まったりしていない。

俺はウォーブレが大好きだったんだ。